特定外来生物「クビアカツヤカミキリ」 防除方法学ぶ研修会 栃木
特定外来生物に指定されている「クビアカツヤカミキリ」による樹木への被害拡大を防ごうと下野市で8日、県や市町の担当者を集めた研修会が行われました。
クビアカツヤカミキリは、サクラやモモ、ウメなど主にバラ科の樹木に寄生し、幼虫が樹の内部を食べて枯らしてしまう外来のカミキリムシです。
日本では2012年に愛知県で最初の被害が確認されましたが、その後、2023年1月現在埼玉県など13の都府県で確認されサクラ並木や果樹園などに大きな被害をもたらしていて、2018年1月に「特定外来生物」に指定されました。
県内では2017年に足利市や佐野市で発見されて以降、宇都宮市や下野市など18の市と町で被害が確認されていて、県は早い発見と防除を呼び掛け対策に取り組んでいます。
特に被害の大きい県南地域のうち下野市で開かれた8日の研修会には、防除に必要な資材の使用方法や被害箇所の調査方法などを学ぶため県や市町の担当者約30人が参加しました。
県の担当者はクビアカツヤカミキリに寄生された樹木の見分け方について幼虫のふんと木くずが混ざった「フラス」と呼ばれるものが幹や枝から大量に排出され明るい色でうどん状になることが多いなどと説明しました。
またこの日は、寄生された樹木に成虫の飛散を防ぐために使うネットの巻きつけ方についても実際に実演が行われ各市や町の担当者は防除方法についても情報を共有していました。
クビアカツヤカミキリは、サクラやモモ、ウメなど主にバラ科の樹木に寄生し、幼虫が樹の内部を食べて枯らしてしまう外来のカミキリムシです。
日本では2012年に愛知県で最初の被害が確認されましたが、その後、2023年1月現在埼玉県など13の都府県で確認されサクラ並木や果樹園などに大きな被害をもたらしていて、2018年1月に「特定外来生物」に指定されました。
県内では2017年に足利市や佐野市で発見されて以降、宇都宮市や下野市など18の市と町で被害が確認されていて、県は早い発見と防除を呼び掛け対策に取り組んでいます。
特に被害の大きい県南地域のうち下野市で開かれた8日の研修会には、防除に必要な資材の使用方法や被害箇所の調査方法などを学ぶため県や市町の担当者約30人が参加しました。
県の担当者はクビアカツヤカミキリに寄生された樹木の見分け方について幼虫のふんと木くずが混ざった「フラス」と呼ばれるものが幹や枝から大量に排出され明るい色でうどん状になることが多いなどと説明しました。
またこの日は、寄生された樹木に成虫の飛散を防ぐために使うネットの巻きつけ方についても実際に実演が行われ各市や町の担当者は防除方法についても情報を共有していました。