オリエンテーリング大会 行方不明83歳男性の所持品見つかる 栃木・那須塩原市
那須塩原市湯本塩原で10月4日に開催されたオリエンテーリング大会で、参加者の80代の男性の行方が分からなくなっている件で、男性のものとみられる地図が8日、発見されたことが分かりました。
行方不明になっているのは埼玉県から参加した80代の男性です。
男性が参加していた「全日本オリエンテーリング選手権大会」のコースは、距離が1.5キロのミドル競技部門で、30分から1時間ほどでゴールできる想定でした。
男性は大会に何度も参加しているベテランで、午前10時半ごろにスタートした後、チェックポイント9カ所のうち6カ所目までは通過が確認されていました。
大会は2日間の日程で予定されていましたが、翌日5日の大会を中止して男性の捜索が行われました。
7日までの3日間、警察と消防、大会関係者の合わせて約70人体制で、捜索に当たりましたが見つかりませんでした。
8日、大会関係者約30人体制で捜索を続けていたところ、男性が持っていたとみられる大会の地図が発見されたということです。
地図は、通過が最後に確認された6番目のチェックポイントから川を挟んで約1.5キロ離れた山林で見つかりました。
川の両岸は100メートル近い落差があり、登ったり降りたりすることが困難な崖になっているということです。
(日本オリエンテーリング協会 村越 真副会長)
「川自体は渡れないことはないが水量がそこそこあり、コース内の川とは明らかに違う。半年以上準備してクマの発見はない。当日も1,000名超える競技者が走っていたが クマの目撃情報はない」
日本オリエンテーリング協会では今後も捜索を続ける方針です。
一方、大会当日、午後1時半ごろに出発した参加者によりますと「男性が参加したコースは、ほかのコースから孤立した場所にあり、参加人数が非常に少ないうえに迷っても道に出られる安全なルートがなく、過酷な状況であったことが想定される」と話していました。
また「一部の参加者だけでなく全ての参加者に位置情報がわかるGPSベストが必要ではないか」と話しました。
行方不明になっているのは埼玉県から参加した80代の男性です。
男性が参加していた「全日本オリエンテーリング選手権大会」のコースは、距離が1.5キロのミドル競技部門で、30分から1時間ほどでゴールできる想定でした。
男性は大会に何度も参加しているベテランで、午前10時半ごろにスタートした後、チェックポイント9カ所のうち6カ所目までは通過が確認されていました。
大会は2日間の日程で予定されていましたが、翌日5日の大会を中止して男性の捜索が行われました。
7日までの3日間、警察と消防、大会関係者の合わせて約70人体制で、捜索に当たりましたが見つかりませんでした。
8日、大会関係者約30人体制で捜索を続けていたところ、男性が持っていたとみられる大会の地図が発見されたということです。
地図は、通過が最後に確認された6番目のチェックポイントから川を挟んで約1.5キロ離れた山林で見つかりました。
川の両岸は100メートル近い落差があり、登ったり降りたりすることが困難な崖になっているということです。
(日本オリエンテーリング協会 村越 真副会長)
「川自体は渡れないことはないが水量がそこそこあり、コース内の川とは明らかに違う。半年以上準備してクマの発見はない。当日も1,000名超える競技者が走っていたが クマの目撃情報はない」
日本オリエンテーリング協会では今後も捜索を続ける方針です。
一方、大会当日、午後1時半ごろに出発した参加者によりますと「男性が参加したコースは、ほかのコースから孤立した場所にあり、参加人数が非常に少ないうえに迷っても道に出られる安全なルートがなく、過酷な状況であったことが想定される」と話していました。
また「一部の参加者だけでなく全ての参加者に位置情報がわかるGPSベストが必要ではないか」と話しました。