脱炭酸社会実現に向け 取り組み行った県内企業を表彰
脱炭素社会の実現に向けて優れた取り組みを行った企業の表彰式が23日、栃木県庁で行われました。
県は、二酸化炭素などの温室効果ガスの排出量と吸収量を均衡させ、実質ゼロを目指す「カーボンニュートラル」の実現に向けて、独自の条例を設けて取り組みを進めています。
3年目となるゼロカーボン企業の表彰で、今年度は5つの企業と団体が選ばれ、福田富一知事から表彰状が手渡されました。
このうち那須塩原市でクリニックなどを運営する「医療法人社団公済会」は、ボイラーの燃料を灯油から木のペレットに変えて減らした温室効果ガスを、スクールバスなどの運行による排出量と埋め合わせて、地域の排出量削減に貢献しました。
また、日光市の「東武バス日光」は、物流会社と連携して人と荷物を一緒に輸送し効率化に取り組んだほか、足利市の「福富住宅」は、自然エネルギーを活用して快適な住まいを目指すパッシブデザインを取り入れ、住宅の脱炭素化の普及に力を入れました。
アイ・シイ・エス(栃木市)の大嶋正美執行役員は「ポンプを24時間365日回りっぱなしの状態。それをインバータ化してできるだけ最適な必要な時に動かして、そうでないときには回転数を落とす形で電力の削減に取り組んできた。できることをやってきた。表彰いただき非常に嬉しく思っています」と話しました。
ラハイナ・コーポレーション(小山市)の速水英幸代表取締役は「放置された竹林を管理して、伐採したり間引きした竹をチップや国産メンマとして利活用している。放置すればするほど増えるので、今後は担い手の育成など取り組みながら事業拡大を目指したい」と話しました。
県は、二酸化炭素などの温室効果ガスの排出量と吸収量を均衡させ、実質ゼロを目指す「カーボンニュートラル」の実現に向けて、独自の条例を設けて取り組みを進めています。
3年目となるゼロカーボン企業の表彰で、今年度は5つの企業と団体が選ばれ、福田富一知事から表彰状が手渡されました。
このうち那須塩原市でクリニックなどを運営する「医療法人社団公済会」は、ボイラーの燃料を灯油から木のペレットに変えて減らした温室効果ガスを、スクールバスなどの運行による排出量と埋め合わせて、地域の排出量削減に貢献しました。
また、日光市の「東武バス日光」は、物流会社と連携して人と荷物を一緒に輸送し効率化に取り組んだほか、足利市の「福富住宅」は、自然エネルギーを活用して快適な住まいを目指すパッシブデザインを取り入れ、住宅の脱炭素化の普及に力を入れました。
アイ・シイ・エス(栃木市)の大嶋正美執行役員は「ポンプを24時間365日回りっぱなしの状態。それをインバータ化してできるだけ最適な必要な時に動かして、そうでないときには回転数を落とす形で電力の削減に取り組んできた。できることをやってきた。表彰いただき非常に嬉しく思っています」と話しました。
ラハイナ・コーポレーション(小山市)の速水英幸代表取締役は「放置された竹林を管理して、伐採したり間引きした竹をチップや国産メンマとして利活用している。放置すればするほど増えるので、今後は担い手の育成など取り組みながら事業拡大を目指したい」と話しました。
