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女子更衣室盗撮の県立高校元教諭の男 起訴内容認める 栃木

勤務する県立高校の女子更衣室に小型カメラを設置して盗撮したとして、罪に問われている元教諭の男の裁判の初公判が24日、宇都宮地方裁判所で開かれ男は起訴された内容を認めました。

建造物侵入と性的姿態撮影処罰法違反の罪に問われているのは、宇都宮市福岡町の元高校教諭、古口大輔被告(38)です。

起訴状などによりますと、古口被告は、2025年8月上旬ごろ、勤務する県内の県立高校の女子更衣室に不正に入手した合鍵を使って侵入し、動画が撮影できる小型カメラを天井の点検口に設置して着替える女性を盗撮したとされています。

24日の初公判で古口被告は「間違いありません」と起訴された内容を認めました。

検察側は冒頭陳述で、古口被告の自宅からはSDカード72点が見つかり、校内で使用可能な合鍵10本を作っていたほか、約30人の胸部や尻を撮影していたと指摘しました。

また、女子トイレをのぞきたいとして7、8年前から盗撮をしていたとする被告の供述を読み上げ、被害者の一人は『正当な理由がなく更衣室に侵入し生徒を預かる教員として卑劣』と述べている」と明らかにしました。

検察は今後、追起訴をする方針を示しています。