インフルエンザ患者急増で小児科医は 栃木県
栃木県がまとめた11月23日までの1週間における感染症状況によりますと1つの医療機関で確認されたインフルエンザの患者の数は74.47人と前の週に続き県内全域で「警報レベル」となっています
県は手洗いや消毒などの感染予防を呼びかけています。
11月17日から23日までの一週間に県内の定点医療機関で確認されたインフルエンザ患者の数は3500人で前の週と比べて、およそ1.5倍に増えました。
1つの医療機関あたりでは74.47人と2週連続で県内の全ての地区で「警報レベル」の基準値の30人を超えています。
年齢別で見ますと、多い順に10代が前の週から倍以上増えて1906人、10歳未満が992人と10代以下が感染者の8割以上を占めています。
県がまとめた過去3年分の報告件数の推移をみますと今シーズンは警報レベルに達する時期が2023年と比べて1週早く、2024年と比べて6週早くなっています。
宇都宮市平松本町の増山内科小児科クリニックでは発熱やのどの痛みなどインフルエンザの症状を訴える患者の受診が11月最初の3連休以降、急増しています。
増山哲茂院長によりますと今シーズンはインフルエンザA香港型の新たな変異株の出現が感染拡大に影響を与えている可能性があると指摘します。
インフルエンザの感染から身を守るには日ごろから予防対策を心がけることが大切だといいます。
また、厚生労働省では乾燥しやすい室内では、加湿器などを使って適切な湿度を50%から60%に保つことや室内の換気を、こまめにすることを推奨しています。
続いてそのほかの感染症状況です。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は、発熱や全身の倦怠感、咽頭痛などが見られ、舌がイチゴ状に腫れあがることがあり、合併症としてリウマチ熱や腎炎などを引き起こすことがあります。
感染者の数は前の週から16人増えて104人で1つの医療機関当たり3.85人でした。
県北地区では引き続き警報レベルとなっています。
新型コロナウイルスは先週から37人減って89人で、1つの医療機関あたり1.89人でした。
県は手洗いや消毒などの感染予防を呼びかけています。
11月17日から23日までの一週間に県内の定点医療機関で確認されたインフルエンザ患者の数は3500人で前の週と比べて、およそ1.5倍に増えました。
1つの医療機関あたりでは74.47人と2週連続で県内の全ての地区で「警報レベル」の基準値の30人を超えています。
年齢別で見ますと、多い順に10代が前の週から倍以上増えて1906人、10歳未満が992人と10代以下が感染者の8割以上を占めています。
県がまとめた過去3年分の報告件数の推移をみますと今シーズンは警報レベルに達する時期が2023年と比べて1週早く、2024年と比べて6週早くなっています。
宇都宮市平松本町の増山内科小児科クリニックでは発熱やのどの痛みなどインフルエンザの症状を訴える患者の受診が11月最初の3連休以降、急増しています。
増山哲茂院長によりますと今シーズンはインフルエンザA香港型の新たな変異株の出現が感染拡大に影響を与えている可能性があると指摘します。
インフルエンザの感染から身を守るには日ごろから予防対策を心がけることが大切だといいます。
また、厚生労働省では乾燥しやすい室内では、加湿器などを使って適切な湿度を50%から60%に保つことや室内の換気を、こまめにすることを推奨しています。
続いてそのほかの感染症状況です。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は、発熱や全身の倦怠感、咽頭痛などが見られ、舌がイチゴ状に腫れあがることがあり、合併症としてリウマチ熱や腎炎などを引き起こすことがあります。
感染者の数は前の週から16人増えて104人で1つの医療機関当たり3.85人でした。
県北地区では引き続き警報レベルとなっています。
新型コロナウイルスは先週から37人減って89人で、1つの医療機関あたり1.89人でした。
