2020年04月23日(木)のニュース
小学校の臨時休校の影響で、本来なら授業が行われている時間に子どもたちを預かっている学童保育の活動を支援するため宇都宮市では教員がその時間を担当する取り組みが23日から始まった。
塩原温泉の旅館「湯守・田中屋」が地元の自転車チーム「那須ブラーゼン」と協力して源泉のデリバリーサービスを始めた。こちらでは政府の緊急事態宣言が出る前の今月6日から断続的に休業している。3月から5月のキャンセルは350件、毎分200リットル以上出る源泉は使い道がなく思いついたのが無料の源泉デリバリーだ。配達はブラーゼンの選手8人が担当。お湯も配達料も無料のサービスは来月6日までを予定していて那須塩原市、大田原市、那須町の住民に毎日限定4組で行われる。
栃木県内で初の新型コロナウイルス感染者確認から22日で2ヵ月が経過した。23日までに52人が確認。4月に入って約3倍、38人と増加傾向にある。
【地域別】
居住市町公表前の4月2日までは県南健康福祉センター管内の感染者が9人と最多。2日以降、はじめは県南、宇都宮市で増加。県北での初確認は今月9日の那須塩原市。今月2日以降は栃木市が最多となっている。
【年代別】
最多は60代で11人。30代と40代が各10人。50代は8人。年代別での目立った傾向はない。
【感染経路】
追跡できないケースも増加。初確認から1ヵ月間は全事例で推定できたが、現在感染経路不明、調査中が16件。「市中感染」を疑うケースも増加。
【隣接県】
茨城県では22日時点で151人、群馬県では134人の感染確認。栃木県は集団感染(クラスター)発生は確認されていない。