2020年05月06日(水)のニュース
感染拡大防止のための自主休業から1ヵ月が経とうとする中、県内の旅館・ホテルでは今再び利用者を迎え入れる日を信じ、じっと我慢の時を過ごしている。日光市の鬼怒川パークホテルズ。4月上旬の国の緊急事態宣言を受け、すべての施設を休館にした。例年なら大型連休に2千人超の宿泊客を迎えるが今年は0人。県内では来週から一部自粛の緩和の動きが出てくるが、県外からの宿泊客の多いこちらのホテルでは今月末までと決めた休止期間は変えない方針。
上三川町の白鷺神社で6日、新型コロナウイルス感染症の終息を祈る「祈願祭」が行われた。全国の神社では朝夕の祈りが捧げられているという。今回はこうした中、一日も早い終息を願って全国一斉の早期終息祈願祭が行われた。太鼓の音を合図に始まり、祝詞が読み上げられるのに続いて玉串を奉納、厳かに執り行われた。また外出自粛を受け、家庭の神棚を通じて早期終息と家内安全を祈るための祝詞を作り、神道青年全国協議会のホームページに掲載しているという。
スポーツイベントの延期や中止が相次ぐ中、自転車ロードレースチームが6日、インターネット上でのレースを開催した。今回開かれた「ZWIFT(ズウィフト)地域クラブ対抗マッチレース」は、宇都宮ブリッツェンと那須ブラーゼンなど4チームから22人の選手が参加。レースで使われたのは最新の自転車トレーニング機器で、仮想空間上のコースを使い勾配や走行中に受ける空気抵抗などを機器で再現することで実際のレースに近い環境を作り出した。宇都宮ブリッツェンはこの日のレースの模様をユーチューブチャンネルで配信。600人以上がレースを観戦したという。