2020年08月15日(土)のニュース
新型コロナウイルスの影響で結婚式を挙げられなかったカップルのために小山市の写真館では「オンライン挙式」のプレゼントを企画し15日、衣装合わせが行われた。企画に当選した、佐野市出身で現在は仙台市在住の荒井伸亮さん・美鈴さん夫妻が訪れ、写真館に併設された会場の下見や衣装合わせした。普段この写真館は「教会挙式」だが、この企画では、ウェブ会議システムを使って家族や友人に結婚の誓いを立てる人前式を採用。荒井さん夫妻は、2人の晴れ舞台をより近くで見てもらうためにカメラで撮影してもらうことやブーケを当選者に郵送することなど、オンラインならではの内容を計画。23日の挙式当日は司会進行役もいて、結婚証明書の署名やクイズコーナーなど、挙式と披露宴を凝縮して楽しんでもらう。写真館では今後オンライン挙式を新たなプランとして取り入れるか検討している。
終戦から75年を迎えた15日、宇都宮市の県護国神社で追悼式が行われ遺族たちが平和への祈りをささげた。今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため参列者を限定し、例年より大幅に少ない、遺族など約70人が出席。式典で県遺族連合会の木村好文会長が「私たち遺族は過去の戦争から学んだ貴重な教訓を受け継ぎ、戦争の悲惨さを子や孫に語り継いでいくことが責務。世界の恒久平和を願う」と述べた。また福田富一知事は「この21世紀を全県民が安心して心豊かで幸せな生活を営むことが出来る社会とするよう、なお一層の努力をする」と誓った。そして戦争が終結した75年前と同じ正午、ラジオの時報と共に参列者全員が1分間の黙とうをささげ平和への誓いを新たにした。