■真岡市が小中学校の臨時休業を５月末まで延長（20-04-27）

真岡市は27日、市内の小中学校の臨時休校の期間を5月31日までに延長すると発表した。現時点で休校中の登校日はなし。部活動は原則中止。1学期を７月31日まで延長するとともに夏休みは8月1日から23日まで短縮、8月24日から2学期を開始する方針。

■大田原市が「非常事態宣言」（20-04-27）

スポーツ施設を利用していた女性（８０代）の新型コロナウイルス感染が確認された大田原市は２７日、集団感染の可能性があるとして来月６日までの非常事態を宣言した。津久井富雄市長は会見で、大型連休中の不要不急の外出を控え、症状がある場合は自宅待機し適切な対応をとることを改めて市民に呼びかけた。感染した女性が利用したスポーツ施設は２日間でのべ３６０人が利用したが、体調不良を訴えている人はいないという。スポーツ施設は当面の間、消毒を行うため休業。非常事態宣言期間中は道の駅・那須与一の郷も閉鎖される。

■栃木SCがポンチョ寄贈（20-04-27）

■シリーズ緊急事態宣言　検温外来（20-04-27）

■金融機関　窓口営業短縮（20-04-27）

■キヤノン　宇都宮工場など２拠点を臨時休業に（20-04-27）

キヤノンは２７日、宇都宮市内の宇都宮工場と光学技術研究所の２つの拠点を臨時休業にすると発表した。宇都宮工場はカメラの交換レンズなどを生産し、需要が減っていることから生産調整も兼ねて、２７日から５月２９日まで休業する。光学技術研究所は５月６日まで休業する。

■大王製紙　さくら市の工場でマスク生産開始（20-04-27）

大王製紙は２７日、子会社のエリエールプロダクトの栃木工場（さくら市）で不織布マスクの生産を始めたと発表した。月４００万枚から徐々に生産ペースを上げ、月１３００万枚まで増やす。栃木工場では紙おむつなどを生産しているが、最新鋭のマスクの生産設備１台を導入。７月にはさらに１台を増設し、生産能力を月２６００万枚まで引き上げる計画。

■那須町も２つの道の駅を完全休業へ　２９日から（20-04-27）

那須町は２７日、緊急の記者会見を開き「那須高原友愛の森」と「東山道伊王野」の２つの道の駅を２９日から当面の間、完全休業すると発表した。駐車場やトイレも閉鎖する。また、町内１４カ所の公衆トイレも休止する。

■宇大が臨時奨学金　地元企業が学生を応援！（20-04-27）

　宇都宮大学は２７日、新型コロナウイルス感染拡大でアルバイト収入や仕送りが減った学生向けに１千万円の臨時奨学金を創設したと発表した。１００人を選び、１０万円ずつを５月中にも渡す。電設事業などを手掛ける宇都宮市の光陽エンジニアリングが寄付したもので、飯村慎一会長は「次世代を担うのは大学生。難局を乗り越えるきっかけにしてもらいたい」とエールを送った。

■スポーツ施設利用の８０代女性感染（20-04-26）

　県は２６日、新型コロナウイルス感染症に新たに２人が感染したと発表した。県内で感染が確認されたのは合わせて５４人になった。５３人目の患者は、大田原市に住む女性（８０代）。女性は、倦怠感があった１６日と発熱していた２１日に市内にある会員制のスポーツ施設を利用していた。この２日間に施設を利用していた人は、それぞれ延べ１８０人ほどいて濃厚接触者について調査している。県内５４人目は、栃木市の男性（７０代）で濃厚接触者は、家族２人。

■新型コロナ対策　インターネット配信セミナー（20-04-26）

新型コロナウイルスの感染拡大でセミナーや講演会などの中止が相次ぐ中、がん治療などを中心に行っている「宇都宮セントラルクリニック」では２６日、インターネット配信のセミナーが開催された。東京大学医学部附属病院放射線治療部門長の中川恵一医師ががん治療の現状について講演。普段のセミナーのように相手の反応を見ながら行えない分、複数台のカメラを使ってよりわかりやすく確実な情報を届けるために工夫したという。

■ＳＮＳで飲食店が情報発信（20-04-26）

小山市のＪＲ間々田駅前にある「ドラヤキワダヤ」では新型コロナウイルスの影響で去年の同じ時期と比べ３割から４割売り上げが落ちた。店主の染谷典さんが考えたのは写真と短い文章を投稿できる「インスタグラム」の活用。市内の飲食店仲間とともに商品の持ち帰りを呼び掛けるためのページを作った。参加店は約６０店舗でそれぞれの店が力を入れる弁当やスイーツなど１２００件を超える情報が掲載されている。

■客激減の飲食店　テイクアウトに活路（20-04-26）

　

■緊急事態宣言の中　大型連休初日（20-04-25）

　北関東３県が共同で観光などで北関東に訪れないよう呼びかけた大型連休初日、県内各地の高速道路は混雑もなく新幹線もガラガラの状態。２４日に市独自の「非常事態宣言」を出した那須塩原市内も静かな連休入りだった。例年であれば県外から訪れる観光客で賑わいホテルやゴルフ場の送迎車で混雑する那須塩原駅前も今月７日に東京など７都府県に国の緊急事態宣言が出て以降徐々に人出が減り始めた。ＪＲ東日本によると２５日に東京駅を出発した日中の東北新幹線の下り線の乗車率は１０％未満。市内を走る路線バスは換気を行いながら運行しているが、観光客の姿はほとんど見られなかった。

■資生堂が県に消毒液無償提供（20-04-25）

　新型コロナウイルスの感染拡大で全国的に消毒液が不足する中、化粧品国内最大手の資生堂が開発した手指用の消毒液を県に無償で提供した。資生堂では化粧品の開発で培ってきたノウハウを生かし、肌が荒れにくい消毒液を開発し今月から那須工場で生産を行っている。県に提供された消毒液は、県内の医療施設や介護施設の現場で使われる予定で、資生堂那須工場では工場がある大田原市と那須赤十字病院にも２００本ずつ提供。また、５月から大阪や静岡などの工場でも生産を始め、国内４工場で月２０万本の生産を目指し、医療機関などに提供していきたい考え。

■来らっせ本店　餃子のデリバリー始める（20-04-25）

　新型コロナウイルスの影響で不要不急の外出の自粛が呼びかけられる中、宇都宮餃子会が運営する「来らっせ本店」が餃子のデリバリーサービスをスタートさせた。外出を自粛し自宅で過ごす人たちにおいしい宇都宮餃子を楽しんでもらおうと２５日から始められたもので、ＳＮＳで事前に情報を知った人たちなどから、初日にもかかわらず朝から続々と注文が入っていた。宇都宮餃子会加盟の市内３５の名店の味を自宅に居ながら楽しめるこのサービス、上々のスタートを切ったようだ。

■来らっせ本店　ギョーザのデリバリー始める（20-04-25）

　新型コロナウイルスの影響で不要不急の外出の自粛が呼びかけられる中、宇都宮餃子会が運営する「来らっせ本店」が餃子のデリバリーサービスをスタートさせた。外出を自粛し自宅で過ごす人たちにおいしい宇都宮餃子を楽しんでもらおうと２５日から始められたもので、ＳＮＳで事前に情報を知った人たちなどから、初日にもかかわらず朝から続々と注文が入っていた。宇都宮餃子会加盟の市内３５の名店の味を自宅に居ながら楽しめるこのサービス、上々のスタートを切ったようだ。

■栃木などで開催予定のインターハイ　中止の公算（20-04-25）

新型コロナウイルスの感染拡大で今夏、栃木など東北から九州の２１府県で分散して行われる全国高校総体、インターハイの開催が危ぶまれている問題で、全国高体連は２６日、ウェブ会議による臨時理事会を開いて開催可否について協議する。新型コロナの終息が見えない現状で中止の公算が高まっている。今大会は当初、群馬・栃木・茨城・埼玉の４県を中心に行うはずだったか東京五輪・パラリンピックの影響で競技会場や宿泊施設の確保が難航し、異例の広域開催となった。新型コロナのために部活動が大幅に制限されてインターハイ予選を含む地域レベルの大会で中止が相次いでいる。

■高校野球部員が後輩殴る　宇都宮市の文星芸大付属 （20-04-25）

　文星芸大付属高（宇都宮市）の硬式野球部で、３年生部員が２年生部員の顔を殴り、右目の上を縫うけがを負わせていたことが２５日、学校への取材で分かった。同部は昨年秋の栃木県大会で準優勝している。

　学校によると、２日午後に部の球場で自主練習中、３年生部員が２年生部員の言動に腹を立て、複数回顔を殴った。部員らは男性顧問に「ボールが当たった」と説明していたが、外部の指摘で再調査して判明したという。

　千代野仁教頭は「部活動中にこのようなことが起きて残念。生徒の指導や管理を徹底していく」と話した。

■大型連休を前に福田知事が緊急事態措置の強化策を発表（20-04-24）

福田富一知事は２４日、新型コロナウイルス感染拡大防止のため緊急事態措置の強化策を発表した。大型連休を控え、観光客を対象にした旅館やホテルに対し新たに休業を要請している。これは、国の専門家会議の提言を踏まえたガイドラインを受けて決定したもの。また北関東３県が協力して感染拡大を防ぐため、３つの県の知事がテレビ会議を開き住民に対し大型連休中の帰省や旅行、県境をまたいだ外出を自粛するよう要請する共同宣言を発表している。