2020年04月のニュース
14日午前4時40分ごろ、小山市駅南町3丁目のビル1階の風俗店事務所に男が押し入り、中にいた従業員の男性の左手の甲など複数個所を切り付けた。男性は全治1カ月ほどのけが。男はそのまま何も取らずに逃げた。小山警察署によると、逃げた男は30歳くらいで身長は180センチほど、水色のシャツに茶色のズボン、黒の帽子をかぶっていた。警察で強盗致傷事件として捜査している。
県は14日、県内で新型コロナウイルスの感染者が新たに1人確認され、栃木市に住む60代の男性と発表した。県内では感染が確認されたのはこれで37人となった。これまでの行動歴について海外への渡航歴はなく詳細を調査していて濃厚接触者についても調べている。県と宇都宮市が行ったPCR検査の件数は13日までで合わせて1121件にのぼる。電話での相談は今月9日までに約1万7400件あった。
新型コロナウイルスの影響で国重要無形民俗文化財「間々田のじゃがまいた」が約400年の歴史で初めて中止されることになった。間々田のじゃがまいた」は約400年前、江戸時代からの歴史があるとされる祭りで毎年、田植え前の5月5日行われ、五穀豊穣や疫病退散を祈る。2019年に国の重要無形民俗文化財に指定されたばかりで地域ではオリンピックイヤーに合わせてさらなる盛り上がりを期待していたが、苦渋の決断となった。
13日午後7時現在の大雪・強風被害に関する県のまとめによりますと鹿沼市の池ノ森小学校の体育館の屋根が一部はがれる被害があったという。この他、鹿沼市では住宅5棟で一部破損の被害が確認されている。鹿沼市では午後5時前に23.8メートルの最大瞬間風速を観測した。
13日は発達した低気圧が日本列島を通過し、県内各地でも強い雨と風の1日となった。宇都宮地方気象台によると宇都宮では午後4時ごろに16.7メートルの風速を記録。日中、宇都宮や鹿沼では風でトタンや屋根が飛ばされたという通報が複数件寄せられた他、JR両毛線では午後4時前、架線に風で飛ばされたものが絡まり佐野〜小山間の上下線で一時電車の運転を見合わせた。
また午後6時20分ごろさくら市長久保で風ではがれた納屋のトタン屋根を直していた22歳の消防署員が屋根から地面に落下して左腕などにけがをした。強い風は今夜遅くまでがピークで、宇都宮地方気象台では20メートルの風が吹く恐れもあるとして注意を呼び掛けている。
◇30代女性(栃木市)
10日顔のほてりと鼻詰まり。自家用車で夫の受診に付き添い、自宅待機→11日喉に違和感と下痢、発熱。夫の陽性反応後、濃厚接触者として自宅待機→12日発熱、頭痛、咳など検体回収→13日発熱と倦怠感、頭痛。陽性判明。
※濃厚接触者は夫のみ
任期満了に伴う矢板市長選挙で2期目の当選を果たした齋藤淳一郎氏(47)が、戦いから一夜明け2期目にかける思いを語った。市役所での当選証書授与式後、斎藤氏は対立候補と新型コロナ、2つの敵との戦いだったと振り返った。2期目に向けては齋藤カラーを出していきたいと語った。
任期満了に伴う矢板市長選は現職の斎藤淳一郎氏が再選。
当選:齋藤淳一郎 47歳(無・現) 8,862票、和田安司 59歳(無・新 自公推薦)6,757票 ※選管確定は午後10時41分
立候補したのは新人で前市議会議員の和田安司氏(59)と現職の斎藤淳一郎氏(47)の2人。11日まで行われた期日前投票にはこれまでで最多の5千人超が訪れた。新型コロナウイルスの感染拡大で集会や出陣式を各陣営とも取りやめる中、シャープ撤退後の地域の活性化などを争点に選挙を戦った。
新型コロナウイルスの影響でマスクの不足が続く中、さくら市で、JAしおのや女性会から手作りのマスクが小学生に寄贈された。女性会では、管内の4市町の小学校23校に通う児童全員分の約6千枚を手作り。マスクは会員の約50人が1週間で縫いあげたもの。この日は、このうちの2千枚が大野文子会長から花塚隆市長に手渡された。